ここでは、FtrPIV-Cruise に標準搭載されている統計演算機能による計算項目を紹介します。
Cruiseは “セミ・オーダー型” のアプリケーション・プログラムです。ユーザの実際の業務に即したカスタマイズや機能追加を承ります。
サイクルごとの速度ベクトルデータを、個別のサンプリングデータとして扱います。
経時変化する各サイクルの速度成分(u, v)に対し、離散フーリエ変換を行います。ここで算出される値は、変換後の複素数ベクトルの要素の大きさ(振幅スペクトル)です。
経時変化する各サイクルの速度成分(u, v)の自己相関を計算します。
経時変化する速度ベクトルを、サイクルごとに離散フーリエ変換し、 「指定周波数範囲」内の成分のみを抽出します。抽出された瞬時データ、抽出されなかった瞬時データに対し、位相平均・標準偏差などを計算します。
全サイクルの速度ベクトルデータを、1つのサンプリングデータとして扱います。サイクルの最終位相データと、次サイクルの最初の位相データは、連続したサンプルデータとして計算します。
経時変化する各サイクルの速度成分(u, v)に対し、離散フーリエ変換を行います。ここで算出される値は、変換後の複素数ベクトルの要素の大きさ(振幅スペクトル)です。
経時変化する各サイクルの速度成分(u, v)の自己相関を計算します。
経時変化する速度ベクトルを、全サイクル分まとめて離散フーリエ変換し、 「指定周波数範囲」内の成分のみを抽出します。抽出された瞬時データ、抽出されなかった瞬時データに対し、位相平均・標準偏差などを計算します。
指定矩形領域内の瞬時速度ベクトルデータを抽出し、さらにその領域内の瞬時平均値、領域内の瞬時平均値の位相平均・標準偏差などを計算します。
1度の処理で、3つの領域を指定することができます。
「データ抽出」は、次のデータに対して行われます。下図の[瞬時速度場]はそれらを表しています。
・オリジナルデータ
・周波数解析[時間](サイクルごと) Main, Remain
・周波数解析[時間](全サイクル) Main, Remain
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統計処理/位相平均/タンブル比/渦度/乱流解析/渦中心/周波数解析/データ抽出