50m程度までのトリガ信号伝送を想定した、安価で堅牢な高速度・中距離のデジタル伝送機器を開発した。
カメラトリガ信号に良く使用される、BNCコネクタと同軸ケーブルを使用する信号伝送システムに簡単に外付けでき、しかも時間遅れが殆どない安定したトリガ伝送を可能にする。
伝送手法の例 | メリット | デメリット |
---|---|---|
同軸ケーブル インピーダンスマッチング伝送 |
簡易 比較的広帯域 |
単一方向伝送 受端側で信号レベルが1/2 信号のS/N値が低くなり耐ノイズ性低下 |
RS-485等のデジタルインターフェース | 簡単に中距離伝送可能 | 時間遅延量が大きい 転送レートが遅い |
光ファイバ伝送 | 高速・長距離に適す | システムコストが高価 光信号⇔電気信号の変換時間ロスあり |
FTR開発 ダイナミックターミネイト方式(仮称) |
簡易で堅牢なシステム 低コスト 信号レベルの低下はなく高いS/N確保 変換時間ロスは殆どない 伝送帯域が広い(DC〜1GHz) |
双方向ではない単一方向伝送 (トリガ信号であれば問題ない) ACアダプタが別途必要 |