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更新日:2018/1/24

ちょっと便利な機能を紹介します。

フローテック・リサーチ社のソフトウェアに共通する、知っておくとちょっと便利な機能を紹介します。

数値エディットボックス

外観は通常のエディットボックスですが、そこに設定する文字が数値に限られる場合、特別な機能を持ちます。
マウスホイールにより数値の変更が可能です。また、設定し得る値や増分値などが予め定義されており、マウスホイールによる値の変更はそれに従います。キーボードによる通常の数値入力にも対応していますが、定義されている許容範囲を超える値が入力された場合は自動的に範囲内の数値に変更されます。

たとえば、上の絵にある[計算格子]や[検査窓]。横・縦いずれかのエディットボックスにフォーカスを置いた状態で、マウスホイールを操作します。すると、数字が変わるのが体験できますね。また、Shiftキーを押しながらマウスホイールを操作してみてください。今度は、[横]と[縦]の値がともに変化します。このように、[横・縦]のように、横に並んだ数値エディットボックスで、通常同じ値を設定するような項目である場合、Shiftキーを押しながらマウスホイールを操作することで、同時に変更できるようになっているものもあります。
[探索範囲]についてはさらに、Ctrlキーを押しながらマウスホイールを操作すると、縦に並んでいる[左]と[上]、[右]と[下]をそれぞれ同時に設定できます。さらにShiftキーを合わせて、Ctrl+Shiftキーを押しながらマウスホイールを操作すると、4つの数値エディットボックスを同時に設定、この場合、範囲の拡大・縮小ができます。
このような内容は、【逆投影範囲の平行移動】でも紹介しています。

ファイル名・フォルダ名エディットボックス

エクスプローラから入力したいファイル・フォルダをDrag&Dropすることでファイル名を入力できます。

関連するウィンドウに[Full path]が用意されている場合は、「ファイルタイトル+拡張子」/「フルパス」表示を切替えることができます。また、手動で直接入力することもできます。その場合、エディットボックスからフォーカスが離れた時点でプログラム内部の値が書き換わります。

リストコントロール

全てのリストコントロールで、Ctrl+Cが利用できます。選択中のアイテム情報が表頭項目付きでクリップボードにコピーされます。クリップされたデータは、テキストエディタ、表計算ソフトなどへ表形式のまま張り付ける(Ctrl+V)ことができます。

Tipツール

画像上にマウスカーソルをかざすと、その位置の情報をフローティング・ウィンドウで表示します。これを“Tip”表示と呼んでいます。この機能は単純明快。目的の場所の情報を、最も速く、的確に取得する方法です。
たとえば、Tip表示する対象を固定することで、異なるペアの同じ場所の情報を、非常に簡単に確認・比較できます。また、詳細な情報をもつ[データリスト]との【相互連動機能】により、マウスカーソルをかざした場所の情報を、データリスト上でも直ちに確認することができます。逆に、データリスト上で関心のあるアイテムの、画像上での位置をTip表示として確認することもできます。
このような、『ユーザのデータへのアクセスが非常に容易である』ことが、FtrPIVの大きな特徴のひとつである、と言うことができます。


[ タグ ]
FtrPIV/数値エディットボックス/ファイル名エディットボックス/フォルダ名エディットボックス/リストコントロール/Tip/ちょっと便利な機能


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