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更新日:2018/2/1

バンド・パス・フィルタの使い方を教えてください。

FtrPIVには、計算された速度ベクトル情報を加工(補正)する機能もあります。[速度補正ツール]がそれ、です。

速度補正ツール

[速度補正ツール]には、次のような機能が用意されています。

固定値 計算されている速度場に対して、ベクトル成分ごとに、決まった値を加減乗除します。
統計量 統計演算によって得られた”平均値”または”最小値”を加減乗除します。この機能は、補正要素を作成する時点で、作成されている統計演算結果が使用されます。
バンドパス 計算されている速度場に対しFFTによるバンド・パス・フィルタを施します。速度場のFFT結果として得られる最小周波数〜最大周波数に対する百分率で、パスする周波数帯域を指定します。また、フィルタを画像で指定することもできます(周波数領域に変換された画像を使用します)。この補正処理は、空間/時間へ適用することができます。

バンド・バス・フィルタ

ここでは、特に「バンドパス」について紹介します。
使い方は、[画像加工]と同じように、適用する補正要素を縦列させる方式です。適用結果は On / Off で即座に切り替わり、簡単に比較できます。

ウィンドウ下部のタブコントロールで、補正要素を指定後、[追加]ボタンを押すと、[実行リスト]に当該要素が追加されます。複数の加工要素を連続適用したければ、この作業を繰り返します。ウィンドウ下部の[適用]ボタンをOnにすると、さっそく結果が見られます。Offにすれば、適用前の状態に戻ります。


[ タグ ]
FtrPIV/速度補正/バンドパス


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