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更新日:2018/1/29

動画形式のファイルを連続した静止画像として読み込めますか?

FtrPIVは、AVIファイルの読み込みにも対応しています。ただし、圧縮復号のためのコーデックはPCにインストールされている必要があります。

読込み方法

読込み方法は静止画と同じ。[処理対象画像リスト]へ Drag & Drop するだけです。指定したAVI動画は、連続静止画(ビットマップ形式)に変換(これは「抽出」というべきか?)されます。これらの連続静止画像は、テンポラリファイルとして実際に作成され、FtrPIVの「処理対象画像リスト」へ読み込まれます。

連続静止画像として出力することもできる

読み込まれた連続静止画像は、「画像加工」ツールを使えば、必要な変換を加えて(または、何も変換しないで)、好みの静止画像フォーマットで出力できるので、“AVIから静止画を抽出するツール” として活用することもできます。

実際にやってみました!

さて、訳あって、ホームビデオカメラで撮影されたMPEG動画ファイルを、連続静止画像へ変換する必要があり、FtrPIVを前述のような “静止画抽出ツール” として使ってみました。

まずAVI形式へ変換

それにはまず、MPEGファイルをAVI形式へ変換する必要があります。
筆者はたまたまいいタイミングで、WinX HD Video Converter Deluxe というソフトが無料キャンペーン中だったので、すかさずGETしました。

FtrPIVへ読込み失敗!?

変換されたAVIファイルを、FtrPIVへ読込みます。いつものように「処理対象画像リスト」へ Drag & Drop します。

えっ! 読み込めない!?・・・
読み込み可能な画像ペアがありませんでした。」とのメッセージが。。。

必要なコーデックが含まれていないのか? と思い、「ffdshow」という無料コーデックパックを見つけました(ちょっと有名らしい)。
どうやらインストーラは、x86とx64版が別々らしいです。私は Windows7(Pro)x64 ユーザなのでx64版をインストールしました。

これで動きました!元々の動画が結構長いものだったので、静止画数にして約9000枚。数分待たされましたが、無事連続静止画像を読込むことができました。

読込みが終わったら、早速「画像加工」ツール。
今回は特に加工不要なため、加工要素などは特に操作せず、メニュー「ファイル」−「画像加工バッチ処理」と進んで、目的の連続画像を抽出・出力することができました。

めでたし、めでたし。


[ タグ ]
FtrPIV/AVIファイル/動画像の読込み/連続静止画出力


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