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更新日:2018/2/6

“CoCreateInstance エラー” で起動できません。対応策を教えてください。

このメッセージは、ライセンス認証に関係します。USBメモリへのアクセスに関するもので、いわゆる、COM と呼ばれる部分から出されているエラーメッセージです。
このメッセージが表示されると、アプリケーションは起動することができません。

確認点や対策案を記述します。以下に記載の順に確認・操作してみてください。

  • 「DotNetFramework3.5を有効にする」で解決される方が多いようです。

OSは x64 か?

最新版のFtrPIVは、x64 でのみ利用可能です。

DotNetFramework3.5 を有効にする

コントロールパネル の「プログラム」で表示されるウィンドウで、「Windows の機能の有効化または無効化」をクリックし、「Window の機能」ウィンドウを開きます。
そこで次の項目を探します。通常、上から2つ目くらいにあると思います。
Microsoft .NET Framework 3.5.1
この項目の左側にあるチェックボックスがであれば、クリックしてにします。

このとき、この変更を有効にするために、OSからいろいろな要求がなされる場合がありますが、完了するまで指示に従ってください。

FtrRuntimes(x64版) を再インストールする

FtrRuntimes(x64) がインストールされているかどうかはコントロールパネルで確認できます。アンインストール後、再インストールをお勧めします。
「管理者権限」でインストールしてください。
FtrRuntimesのインストール処理の最後に、LicenseSub.dll というファイルを COM に登録しています。
その登録時に、何らかのエラーが生じているものと推測されます。登録できない、もしくは、登録されたけれど dll が利用できない、などといった状況が推測されます。

LicenseSub.dll の COMへの再登録

以上で、正常起動できなければ、これを試してください。
コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、次のコマンドを実行します。
このコマンドは、regasm というプログラムを /codebase というオプションで動かし、LicenseSub.dll を COM へ登録せよ、という意味のコマンドです。
ファイルのパスは、PC環境によって若干異なるかもしれませんので、適宜修正してください。

当方の確認用に、コマンド実行直後の当該ウィンドウをキャプチャしておいてください。
処理が成功すれば「型は正常に登録されました。」と表示されます。
FtrPIVが起動することを確認してください。

カスタマーサポートへ連絡する

いずれの工程でも、うまくいかなかった場合は、状況と共にご連絡(FTR社カスタマーサポート)ください。


[ タグ ]
FtrPIV/ISCC/CoCreateInstance/起動できない


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