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更新日:2018/2/6

ナンバリングは手動でも行えます。

基準点の見え方が理想的でない場合は、自動処理では、適正な結果が得られない場合があります。そのような場合は、次の機能を利用して手動でインデックスを割り当てることができます。

個別指定

メインビューがアクティブな状態で、抽出された基準点(赤マーク)にマウスポインタをかざすと、マウスポインタが変化します。その状態で、[Ctrl]+[SPACE]キーを押します。
[基準点インデックス設定]ウィンドウが開き、その点の情報を数値指定できます。

連続指定

指示した特定の基準点に定義されているインデックスを、システム内部に記憶し、隣接する基準点を順々に指定することで、インデックスを定義していきます。 メインビューがアクティブな状態で、抽出された基準点にマウスポインタをかざすと、マウスポインタが変化します。 まず、その状態で、[SPACE]キーを押します。これで、システム内部にその点のインデックスが記憶されます。

次に、別の基準点にマウスポインタを移動し、状況に合わせてキーを押します。 キーを押して新しいインデックスが定義された時点で、今度はその点のインデックスが、システム内部に記憶されます。

直交格子型の基準点配列の場合、インデックスは2つの成分を持ち、インデックス1は画像の横方向(左から右へ正方向)、インデックス2は縦方向(下から上に正方向)となります。 [SPACE]キーによって記憶したインデックスが(0,1)であった場合を例にすると、次に[1]を押した基準点のインデックスは(1,1)となり、[Shift]+[1]を押せば(-1,1)、[2]を押せば(0,2)、[Shift]+[2]を押せば(0,0)となります。 以下に、実際の画像を列挙し、オペレーションとその効果の様子を示します。

振られたインデックスを確認するには、[ナンバリング基準点の表示属性]を変更します。

表示属性として[インデックス1]、[インデックス2]、[インデックスALL]を選んだ状態でも、手動ナンバリングの操作を行うことができます。そのようにすると、オペレーションと同時に、新しく振られたインデックスを数値で確認しながら作業を進めることができます。

やっぱり自動ナンバリング

ここで紹介した機能は、ISCCでの自動ナンバリング機能では正しいナンバリングができないケースへ対応するために用意されたものです。自動ナンバリングできないケースへの対応方法は『超強歪画像を補正します。』で記載された方法もありますので、そちらも参考にしてください。


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ISCC/手動ナンバリング/ナンバリング


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