特に、強歪画像を相手にする多項式型のカメラパラメータ(「ダイレクトマッピング」)を用いた場合、基準点の存在する領域はある程度の精度が保証されますが、その範囲を外れた部分は残念ながら “ヒドイ” です。これは、多項式近似という特性上、如何ともしがたいものです。
したがって、逆投影された粒子画像上で、どの範囲が信頼性の高い領域なのかを示す必要が出てきます。この領域がカメラ校正の観点からの “有効領域” となるからです。これは、マスク作成の元となり得る情報です。
正しく逆投影された基準点画像に対して、有効範囲に関する情報を[計算領域マーク]を使って残しておきましょう。
しかし、ISCCの[逆投影]ページには、[計算領域マーク]を操作できるGUIが見当たりません。実は、
が利用できます。