【土木工学関連の計測事例】

 UVPは、土木工学における流体計測でこれまで計測が難しかった、 泥水のような不透明な液体の速度分布計測や屋外での速度分布計測など様々な場面でのソリューションを提供致します。
  特長
  ・高精度高分解能な速度分布計測
  ・不透明な液体も計測が可能
  ・研究施設からフィールドワークなど様々な場面での計測が可能
  ・音響濁度の計測

  適用可能な場面
  ・開水路などの研究施設での速度分布計測
  ・河川などの屋外での速度分布計測
  ・移動床の計測
  ・音響濁度の計測
  ・下水道の計測


【開水路の計測事例】

 水理実験で使用される開水路など、実験室での計測において、高精度高分解能で速度分布を計測することが可能です。 PIVでは計測することが難しい不透明な液体を計測することができます。

UB-Lab 2C 開水路でのプラスティック流動の計測


【浅い河川での速度場の計測事例】

 超音波を使用していることから濁った水であっても計測することが可能です。また、防水仕様であるため、 屋外での使用も可能です。


【河川の土砂移動の計測事例】

 流速と音響濁度プロファイルを組み合わせて測定することで、 フィールドでの土砂移動の計測も可能です。 河川流域管理において土砂移動プロセスを理解することは重要です。 UVPを用いれば、河床付近の流速分布を正確に観察でき、 音響濁度分布を計測することで浮遊物質濃度の変化をリアルタイムで追跡することができます。

フランスのモンサンミシェル湾にあるクーズノン川では、毎日フラッシュが起こり、土砂が移動します。
底から17cmの位置にUB-Labを設置し、河口のクーズノン川のフラッシュが開始したときに計測をしています。
下のグラフは速度と体積物濃度に比例する音響濁度の複合的な変化を示しています。

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